LIFE IS UNIVERS

内なるユニバース

 

 

Direction, Styling_Masumi Sakamoto
Photo_Kazuki Nagayama
Videographer_Yusuke Maekawa
Hair_KENSHIN for EPO LABO
Make-up_Kohei Domoto
Model_Minami Mitsushima
Stylist Assistant_Tomomi Yoshino
Text_Maki Sekine






Issue3 / P38 – 51

LIFE IS UNIVERS

内なるユニバース

 

 

Direction, Styling_Masumi Sakamoto
Photo_Kazuki Nagayama
Videographer_Yusuke Maekawa
Hair_KENSHIN for EPO LABO
Make-up_Kohei Domoto
Model_Jun Niioka
Stylist Assistant_Tomomi Yoshino
Text_Maki Sekine






Issue3 / P38 – 51

TEATON

めくるめくTEATON の世界

 
 

Photo_Yoshihito Sakaya
Text_Chisa Nishinoiri

苺とピスタチオのタルト
STRAWBERRY & PISTACHE TART

ピスタチオのアーモンドクリームと、
ピスタチオクリームのカスタード。
苺とピスタチオの王道のタルトを、ティートンで!







ザロック・スコーン
THE ROCK

小麦、卵、乳を使わずに作ったスコーン。噛むほどにじんわり甘みを感じる穀物の多彩な味わい。小麦のそれとも違う、ロックケーキのような趣きのあるお菓子。






ティートンズスタンダード
“アッサム&ブレックファスト”
TEATON’S STANDARD“ASSAM & BREAKFAST”

どんな時もどんなお菓子も受け止めてくれるアッサム。BreakFastは気温が上がってくるとアイスティーでも飲みたいと喉がなる。そう思うと、季節が変わる予感。

 

 

ローズ ラベンダー ミルク
ROSE LAVENDER MILK

紅茶と2つの花の香りをふわりとミルクティーに香らせます。



ジンジャーブレッド
GINGER BREAD

上質なスパイスの香る素朴な食感のクッキー。きび砂糖のロイヤルアイシングがもたらす甘味のレイヤー。口の中の水分を奪いながら崩れるこのお菓子を食べるときは、必ず紅茶をご用意ください。乾いたスパイスが水気と熱を帯びて、華やかな香りが立ち上がります。


シトラス ハーブ ソーダ
CITRUS HERB SODA

ハーブが香る微炭酸のソーダにシトラスのレイヤー、
弾ける香りのシャワー。飲み終わった後に
シトラスの風が吹き抜けます。









定番も、新作も、美しい味わいの
ティートンメニュー。

苺とピスタチオのグルマンディーズ
GOURMANDISE PISTACHE
FRAMBOISE

苺茶会で登場したグルテンフリーのシュー生地に、ピスタチオのクリームと新鮮な苺を挟んで。グルマンディーズ=“食いしん坊の”という意味のエクレア。

アンニンスー
杏仁酥

杏仁の甘美な香り漂うアーモンドクッキーは、素朴な見た目を裏切らない味わい。だけれど、どこか異国情緒を感じるのはビターアーモンドのせいかしら。

ホットキャロットケーキ
HOT CARROT CAKE

人参のイメージとは裏腹に、鼻腔をくすぐるエキゾチックなスパイスの誘惑。豆乳フロスティングクリームを添えて。HOTは出現率の極めて低い裏メニュー。

苺ショートケーキデラックス
DELUXE STRAWBERRY
SHORT CAKE

DX サイズの苺をふんだんに使い、グルテンフリー、デイリーフリー、白砂糖フリーで作ったサイズもDXなショートケーキ。至福の時間をお楽しみください。

檸檬タルト
LEMON TART


トロンとした檸檬クリームに、檸檬のジュレで酸っぱさを補いたい時もあるし、蜂蜜のメレンゲで優しく包みたい時もある。ということで半々、ご堪能あれ。

コンゴレ
CONGOLAIS

独特の食感とトロピカルな香りが、何故かアフリカの大地を想像させる。ダークチョコレートの衣がココナッツの風味を引き立てる名脇役。

タルトタタン
TARTE TATIN

ゆっくり、じっくり、ねっとりするまで焼かれた林檎が、ザクザクのクランブルに着陸。タタン姉妹の失敗から生まれた林檎のお菓子が、新しい形に生まれ変わりました。甘く濃厚な林檎の風味が熱い紅茶を誘う。

苺のシェクミ
STRAWBERRIES SHAKED
SPECIAL MILK TEA

苺茶会で登場した季節限定の新メニュー。真っ赤な苺の香りと、紅茶の香りが、豆乳のミルクと合わさって。美味しくてメルヘンな飲み物になりました。

 

 

 

 

TEATON

TOKYO DESIGN STUDIO

New Balance

Photo_Kazuki Nagayama
Styling_Masumi Sakamoto
Text_Maki Sekine

 

TDS Garment Dye Heavy Weight Dry T-shirt / ¥13,200
TDS Garment Dye Heavy Weight Dry Pants / ¥18,700
TDS574 / ¥30,800 / TOKYO DESIGN STUDIO New Balance
→ BUY |PHAETON 






クラフト感を備えた“たしかな道具”としてのウェア

Tokyo Design Studio(以下TDS)の「Garment Dye Heavy Weight Dry Cut & Sewn」は、吸湿速乾性のある機能素材に製品染めを施した定番のカットソーシリーズだ。カットソーといえば脇役、カジュアルといったイメージが強いが、PHAETON の坂矢悠詞人曰く「意外なアイテムともマッチするし、フェートンにおいてはスパイス的な存在。他のブランドと競合しない、独自のスタンスを確立している」と、ラックの定位置を獲得している。カットソーはシンプルゆえに、そのクオリティやデザイン性がより問われるアイテムだ。それが主役として機能する、その理由をTDS のクリエイティブデザインマネージャー・モリタニシュウゴ氏に聞く。

「ライフスタイルを大切にする人のために、現代の“ たしかな道具”を生み出すというのがTDS のアパレルの考え方で、生活の中でしっかり機能するものを作りたいという思いが根底にあります。僕らには『プロテクト』『スポーツクラフト』『プレシジョン』『ネイチャーテック』という4つの開発テーマがあり、プロテクトはいろんなシチュエーションに対応し、生活の中で着用者の身を守ること。スポーツクラフトは、伝統のテクニックを大切に、最新技術と共存させること。プレシジョンは最先端の機能や技術を取り入れていく姿勢。ネイチャーテックは、New Balance が昔から使ってきた自然素材の機能性を最大限に活かしながら使うこと。こういったベースが、このカットソーにも繋がっています。

素材は柔らかく乾きやすい、コットンと吸湿速乾性のあるポリエステルの混合。機能や着心地はもちろん、見た目の観点からも使いやすい道具となるように、着た際にきちんと見えるヘビーウェイトの生地にしました。クラフト感を最大限に伝えるために、先染めではなく製品染めで風合いを出し、それを袖や裾を切りっぱなしにすることでより効果的に見せています。スポーツウェアがベースではありますが、製品染めといったクラフト感を備えているのが、フェートンのアイテムと相性のいい理由なのかもしれません」

Photo_Masayuki Ichinose

モリタニシュウゴ|武蔵野美術大学、LONDON CENTRAL SAINT MARTINS MA 卒業。国内のデザイナーズアパレルブラン ドにて、パタンナー・デザイナーのキャリアを重ねたのち、2012 年 New Balance 入社。New Balance グローバル インラインのデザインを行いながら、TOKYO DESIGN STUDIO New Balance のクリエイティブデザインマネー ジャーとしてデザインならびにブランドディレクションを手がける。

 

 2018 年から進化を重ねながら展開されるこのシリーズ、今シーズンの特筆点はカラーだろう。明るい3色がチョイスされ、特にライトブルー(写真のパンツ)はTDS のイメージからは想像できなかった、新鮮な色。

「ホワイト、ライトグレー、ライトブルーという今までにない配色。これまで4シーズンやってきて、このシリーズにはさまざまな着方ができる可能性を感じています。そこで前回までは濃色が中心でしたが、この春夏は軽く着ていただきたいと思い、この3色になりました。もちろんシューズとの相性も大前提にあります。このカットソーと同時にローンチされるTDS574(写真)の色と世界観のバランスも含めて選んでいて、ベーシックな白とグレー、そこにTDS 的には攻めとなる色・ブルーを加えました。見ていて気持ちいい、爽やか、というところも選んだ理由の一つです」

ちなみに先述のTDS574 は、New Balance で最も定番の574 をTDSらしく解釈したモデルだ。ビブラムのシャークソールを採用し、革靴のようなルックスを実現する一方で、スニーカー本来の履き心地は保持。N マーク代わりにタンラベルのデザインをタグにして配したり、チップ(つま先)・サドル(甲)・フォクシング(かかと)という574 オリジナルの特徴を残すことで、NロゴなしでもNew Balanceと分かるアレンジとなっている。574 を代表するグレーとカットソーとの配色の心地よさは、スタイリングを見れば一目瞭然だ。「個人的には、特にパンツがいいと思っています。ヘビーウェイトで膝が出にくく、洗濯してもへたらないですし、テーパードシルエットだからゆとりのあるスラックスという感覚。スニーカーとは色だけでなく形や丈のバランスもいいので、普段のパンツ代わりに履いてもらえると思います」

TDS のアイテムで全身コーディネートというよりも、着る人のワードローブの一つになればいい、とモリタニ氏は語る。この、スポーツやカジュアルといった枠を越えたカットソーは、先入観や従来のルールを捨てて果敢に組み合わせていくのが面白そうだ。




SHUGO MORITANI | Graduated form Musashino Univ. and LONDON CENTRAL SAINT MARTINS MA. Pursued career as a patterner & designer in domestic designers brand, and in 2012 joined New Balace. Designer of New Balance global inline & creative design manager for TOKYO DESIGN STUDIO New Balance / designer and brand director.


 

TOKYO DESIGN STUDIO New Balance

Contact: ニューバランスジャパン
お客様相談室
Tel 0120-85-0997

https://shop.newbalance.jp/shop/pages/tokyodesignstudio.aspx

眠りと水分

 


快適な眠りと水の関係を考える。
Our sleep and moisture


Photo_Kazuki Nagayama
Text_Chisa Nishinoiri

上 から/麻100%イタリアンリネン の 敷 布 団 カバー
¥42,900~/オーストラリア産メリノウールを使ったムートンのベッドパッド ¥495,000~/2枚重ねで使った馬毛マットレ ス(側 生 地 は オ ー ガ ニックコットン100%)1枚¥473,000。

From the top / Linen 100% Italian linen mattress cover
¥42,900~ / Mouton bed pad using Australian merino wool ¥495,000~ (tax not included) / Two layered horsehair mattress (side fabric is 100% organic cotton) ¥473,000 per sheet (tax not included).

 
呼吸する寝具で、水分を循環
 

 人は、人生の約3分の1を寝具の中、すなわち眠って過ごすといわれている。しっかり英気を養うための心地よい眠りを手に入れることができたら、きっと残りの人生3分の2も幸せになる。では心地よい眠りとはなんだろう?追求してみると、そこには水分が大きく関わっているよう。なぜなら、人間の身体のおよそ60%は水分でできているから。
 1923年に製綿業として創業した天然素材寝具の<石田屋>。“眠りとお布団のスペシャリスト”である日本睡眠環境学会認定の「睡眠環境診断士」が在籍する老舗寝具店が教えてくれた安眠のメカニズムは、実に明快。
「人は横になって身体がしっかり支えられると、余計な力みが抜けて自然とリラックスします。呼吸は深くなり、心臓はゆっくりとした鼓動をはじめる。そして体温より少し低い温度32〜34度(33度前後)、湿度50%前後の寝床内気候(就寝した時の人と寝具の間にできる空間の温度と湿度)に身を置くと、もっとも眠りやすくなります。だからこそしっかり水分コントロールができる寝具を使うことが大切です」と、代表取締役の田中佳美さん。
 人は季節に関係なく、寝ている間に約200ccの汗をかいて体熱を発散する。それは深い睡眠をとるために、発汗によって体温や脳温を1℃低下させる必要があるから。では、かいた汗はどこへ行っているのだろう……。
「人間だけじゃなく、生きとし生けるすべての動植物が呼吸をしています。例えば無垢材は、伐採されてからも呼吸をして、周りの湿度を調節しています。ちょっと想像してみて下さい。呼吸している木を通気性のないナイロン袋に入れておいたらどうなるでしょう?発散された蒸気で水浸しになりますね。人間も同じです。寝ている間にきちんと汗を吸収、発散してくれるお布団じゃないと快適な睡眠は得られません。心地よい眠りを手に入れるには、体の内外の水の循環を正しく行うことが大切です。そして吸湿と放湿を繰り返し、自ら風通しをよくすることで、お布団自身も呼吸をしているのです。それができるのが、天然素材の寝具なのです」

天然素材が、快適な眠りの環境を生み出す

 数ある天然素材のなかでも「天にも昇る寝心地を作り出す」と、<石田屋>が提案する極上の組み合わせが、馬毛・羊毛・麻が織りなすミルフィーユ。
 とくに気になるのは、馬毛(ホーステール)。一瞬聞きなれない素材だけれど、馬毛は強い弾力性を持ち、ヨーロッパでは古来より高級自動車のシートや最上級の家具の詰め物として重宝されてきた素材。その馬毛を使用したマットレスは「硬そうで硬くない絶妙な寝心地が魅力」と、田中さん。
「私たちが採用しているのは、オーストリアの小さな村で昔ながらの職人技で製造している<ムースブルガー>社の馬毛です。馬毛素材が持つ強いカールは、尻尾の毛をほぐし、縄状に編み、蒸し、乾燥し、またほぐすという工程を経て生まれたもの。しかも空気中の湿度の高低と月の満ち欠けの関係に着目し、月齢カレンダーに沿ってその工程スケジュールを決めるという徹底ぶり。
 

 

代表の田中さんが「水」の字に惹かれたという、書家・室谷文音さんの作品。<石田屋>犀川店に飾られている。
 
 

 It’s said that we spend about 1/3 of our lives in bed cloths, that is, sleeping. If you can get a good night’s sleep to restore your energy, you’ll surely enjoy the rest of 2/3 of your life. So what is a good night’s sleep? When you take a closer look at it, the moisture seems to be greatly involved. The reason is 60% of our body is water.
 Natural material bedding maker Ishitaya, was founded in 1923 as a cotton making company. The mechanism of a good night’s sleep taught by the company’s “sleep environment instructor” certified by the Japan Sleep Environment Society is quite to the point.
 “When a person lays down and is well supported, he or she relaxes very naturally. Breathing deepens and the heart begins to beat slowly. Putting yourself in temperature slightly below body temperature around 33˚C and humidity of around 50% in the bed climate (the temperature and humidity of the space between the person and the bedding when you sleep) makes it easier to sleep. That’s why moisture control is so important to beddings” says Yoshimi Tanaka, the president and CEO.
 Among many natural materials, the finest combination that Ishitaya proposes for “the most comfortable sleep that raises to heaven” is the layers of woven from horsehair, wool, and linen.
 The most curious part is the horsehair (horsetail). According to Ms. Tanaka, the mattress using horsehair is “attractive for its hard but not too hard sensation for sleeping.”
 “We use horsehair from , manufactured by traditional craftsmanship in a small Austrian village. The strong curls of the horsehair is obtained by the process of loosening the horsetail, then knitting it in a rope, steaming, drying, and loosening again. Moreover, paying attention to the relationship between the humidity in the air and the tide of the moon, the process schedule is decided according to the moon age calendar. I was completely impressed by their craftsmanship attitude! The horsehair regulating the perfect humidity was produced in this optimum environment. Its springiness is outstanding. It has the ultimate sleeping comfort with the durability of over 100 years. In addition, breathability, moisture absorption and moisture release rate ranks one of the best among the natural materials. Horsehair bedding is not a lifetime product but actually a first-class product that can be passed down to the next generation ”

 

馬毛 Horsehair

側生地の中に馬毛が入った小袋パーツが詰められており、一つずつ取り出して洗えるから馬毛が持つ天然の抗菌効果を維持できる。髪の毛のキューティクル同様、しっかり湿度を保たれてカールした馬毛の中を風が抜けるので通気性も抜群。

THe side fabric is packed with pouch parts containing
horsehair, and you can take them out and wash to
maintain the natural antibacterial eect of horsehair.
Like the cuticle of the hair, the wind blows through the
curled horsehair controlling humidity with excellent
breathability.

羊 毛 Mouton

強いクリンプにたっぷり空気を含んでいる羊毛は熱伝導率がとても低い天然繊維。極上のメリノ種の中でも生後6~12か月の若いショーンラムの毛の密度の高い背筋中央部だけを使用。1年中快適に過ごすことができる万能天然素材。

Mouton has a strong crimp with plenty of air, a natural berwith very low thermal conductivity. Using the nest merinowool, taken only from the dense central part of the back muscle of young shorn lamb, 6-12 months old. A versatile natural material that is very comfortable all year round.

カシミア Cashmere

軽くて、柔らかくて、なめらかで、とにかく温かい。これからの季節には欠かせないアイテムだけど、実は夏の肌掛け布団としても大活躍してくれるカシミア。高級素材としてではなく、あくまで最高の寝具として、寝室に取り入れてみては。

It’s light, soft, smooth, and undoubtedly warm. Although it’s indispensable for the coming season, cashmere actually comes handy as a summer quilt. Not only as a
luxury material, but let’s use it as the best bedding. Maybe a good idea to introduce them into your bedroom

麻 Hemp

吸湿性と放湿性に優れ、汚れにくく乾きが早い。耐久性にも優れたまさに万能天然素材。イタリア産のリネンを金沢で縫製。多彩な番手をランナップし、天然素材を知りつくした<石田屋>の新スタンダード。ホテルクラスの快適が毎晩楽しめる。

It absorbs and releases moisture with excellence, also stain-resistant and dries quickly. A truly versatile natural material with high durability. e Italian linen is sewn in Kanazawa. e natural material specialist, Ishitaya’s new standard comes in variety. Enjoy the hotel-class comfort
every night.


 


 彼らのもの作りの姿勢にもすっかり感動 ! 最適な環境下で、最高の湿度を調整する馬毛を作り出しているのです。その弾力性は抜群。他に類をみない究極の寝心地と100年以上使える耐久性を誇ります。そのうえ、通気性・吸湿性・放湿性も数ある天然素材の中でトップクラス。馬毛の敷き寝具は一生モノどころか次の世代にも受け継げる一級品です」
 そのマットレスの上に重ねて使いたいのがムートンのベッドパッド。「この1枚があるのとないのとでは、寝心地が全然違う!」と、田中さんも絶賛。“呼吸する繊維”と呼ばれるだけあり、外気の湿度に応じて湿気を吸収・放出するので冬は暖かく、夏は蒸れずにさらさら。1年中快適に使える優れもの。長い毛足のクリンプ(縮れ)にたっぷり空気を含み、天然スプリングともいえるクッション性で身体を支え、敷き布団の隙間を埋めて体温が逃げるのも防いでくれる。

 そして、それらをすべて包み込み、体に直接触れるベッドカバーには、リネン麻を。やはり特出すべきは、その吸水性と放湿性。
「麻は速乾性にも優れているので、カビや細菌の繁殖を抑えて生地を清潔に保てます。そのサラッと爽やかな涼感は、麻素材の最大の特長といえるでしょうね。特に高温多湿な日本では、いかに湿度をコントロールするかが快眠の鍵です。麻は上手に蒸れを解消し、お手入れも簡単。清潔さと快眠の両方をかなえてくれるので、私も大好きです」
 厚手で柔らかな風合いもよし、さらりと上品な薄手もよし。季節や気分で使い分ければ、快眠度はますますアップ。上質な天然素材がおりなす最高級の眠り心地。一度からだが覚えてしまったら、もう後には戻れなくなるはず。
 
 

 Mouton’s bed pad is what you want to add on top of that mattress. “The sleeping comfort is completely different with or without this one !” Ms. Tanaka says with great acclaim. The crimps of the long hairs contain plenty of air, and its natural springs cushioning support the body, and fill the gaps in the mattress to prevent the body temperature from escaping.
 Linen is used for the bedspread that wraps them all and touches the body directly. What stands out is its water absorption and moisture release.
 Thick and soft texture excels so does the light and elegantly thin feeling. A proper use according to the season and mood, the degree of good night’s sleep will increase significantly. The most excellent sleeping comfort made of high-quality natural materials. Once your body remembers, there won’t be no going back.

石田屋本店 gamadan

石川県金沢市高尾3丁目4-1

Shop/Tel. 076-298-4800 11:00~19:00
ダイニング/Tel. 076-298-7800 11:00~19:00 (L.O 18:00)火曜休
寝具を通し、快適で健康的な毎日を提案してきた<石田屋>の新たな旗艦店。寝具ショップと体験型ショールーム、旬の食材を使った発酵ランチなどが楽しめるダイニングを展開。プライバシーを確保した体験型ショールームでは、眠りのプロがあなたの身体とお部屋に合った最適な寝具をアドバイス。半地下に設けられたベッドルームでは1日1枠限定で宿泊体験も可能(完全予約制)。

Ishitaya Honten / gamadan | 3-4-1 Takao Kanazawa Ishikawa

Shop / Tel 076-298-4800 11:00-19:00
Dining / Tel 076-298-7800 11:00-19:00 (L.O 18:00) Holiday Tueseday
The new flagship store of Ishitaya, the company that’s been proposing comfortable and healthy daily life through bedding. Along with a bedding shop and a hands-on showroom, the visitors can also enjoy fermented menus with seasonal ingredients for lunch at the dining room. In the bedroom set up in the semi-basement, limited for one group per day, you can experience accommodation (advance reservation only).

Encounter at FORUS

 


「これが好きだ!」と思える品に出合えた時の嬉しさは格別だ。
モノとは別にそんな感覚も求めてここに足を運ぶ、僕や私のストーリー。
 

Photo_Kazuki Nagayama
Text_Maki Sekine

marimekko|マリメッコ

1F
Tel. 076-293-3732
 

 北欧のデザインは楽しい。大胆なグラフィックや色使いは見ているだけで元気になる。服に雑貨、インテリア、ステーショナリーと何でもあるけれど、いちばん気になるのはテキスタイルやバスオル。ワンピースは自分で着るより、人が可愛らしく着こなしているのを見るのが好き。そういえばプレゼントもここで選ぶことが多いな。フィンランドは行ったことがないけれど、こんなデザインが生ま
れた国をいつか見てみたいと思っている。

Scandinavian design is simply joyful. Bold graphics and colors make me smile. From clothes ,sundries, interiors to stationaries, it’s just countless. ough my favorite is the textile and the bath towel. I love looking at pretty dresses being worn rather than myself dressed up in them. In fact, this is one of my favorite shops to buy gifts. I’ve never been to Finland, but I’d some day love to see the land where these lovely designs were born.

 

 

atmos|アトモス

1F
Tel. 076-265-8292
 

 ここにはほぼ毎週来ている。限定モデルとか別注アイテムとか、いつも何かしら新しいモノがあるからだ。スニーカー好きとしては、壁一面にシューズが並ぶこの光景もたまらない。特に好きなナイキが大充実しているし。「これだけ揃っているのは北陸じゃここだけですよ」と顔なじみの店員さんが言う。靴だけじゃなくたまにウェアも物色。あのスニーカーにはこのTシャツだ、とか、ああだこうだ考えていると、いつも結構な長居をしてしまうんだ。

I visit here almost every week. ere’s always something new like limited models or exclusive items. As a sneaker lover, I’m more than happy staring at the walls lled with sneakers. On top of that, they have enough Nike’s that I love. “You can’t nd so many Nike’s in Hokuriku else where” the familiar sta says. Not only the shoes but also I sometimes check out outts. Imagining that T-shirt ts perfectly with this sneaker, this type of daydream keeps me here for a while.

 

金沢フォーラス

石川県金沢市堀川新町3-1
Tel. 076-265-8111
 
Kanazawa FORUS
3-1 Horikawa Shinmachi
Kanazawa Ishikawa

TOKYO DESIGN STUDIO

New Balance

Photo_Kazuki Nagayama
Styling_Masumi Sakamoto
Text_Maki Sekine

FuelCell Speedrift TABI – BLACK
¥27,500 / TOKYO DESIGN STUDIO New Balance
→ BUY |PHAETON 


クラフトマンシップとテクノロジーの融合。身近なようで縁遠い存在だった足袋が、
姿はそのまま全く新鮮なインパクトを持って現れた 。
その革新が生まれたプロセスを 、TDS・モリタニシュウゴ氏に聞く 。






先人への尊敬をもって、未来に投げかけるシューズ

「鞐(こはぜ)をあしらった斬新なデザインと高いパフォーマンスを備えた素晴らしいシューズ。これはいかにして生まれたのだろう」(PHAETON・坂矢悠詞人)
そうして見る者に心地よい衝撃を与える、(以下、TDS)の新作「FuelCell Speedrift TABI」。アメリカと日本のデザインチームから成るTDS、日本の職人技や感性を通じ、真と質を追求しながらイノベーティブな取り組みを推し進める。その中心となるのが、クリエイティブデザインマネージャーを務めるモリタニ氏だ。
「TABIは日本橋浜町に今夏オープンしたコンセプトストアと並行して開発したもの。は川越にあった築122年の蔵を移設したのですが、その構造や職人技に僕らが感銘を受け、この感覚をプロダクトとして具現化したいと始まりました。そうした足袋という発想が出たものの、デザインとしては足袋そのまま。表現としてダイレクト過ぎないかとの議論もありましたが、『FuelCell Speedrift』という最新のパフォーマンス・ランニングシューズのソールユニットを採用し、伝統的な足袋と最先端のソールをドッキングすることでユニークで強い一足になると考えたのです。足袋をシューズへと着地させる上では、が大切にしている『履き心地』を実現するための試行錯誤もありました。

特に重視しているフィット感とサポート力を得るため、中にニットのソックライナーを配したのですが、アッパーのコットンとの二重仕立てはちょっとした違いで着用感が全く変わってしまう。パターンやストレッチ性、鞐との組み合わせなど、いろいろトライしながらようやく思い描く履き心地にたどり着きました」だからこそTABIはルックスのみでなく、その着用感も新しい。履いた人からは「軽くて足全体に不思議なホールド感がありながら、足指はしっかり動かせる。ソールはまるで、足が跳ねるような感覚」となんとも興味深い感想を聞いた。
「FuelCell Speedriftは競技用ランニングシューズのソールのため、反発性が高い。そしてアッパーは素材をふたつしか使っていないので、他とは違う、靴下を履いているような感覚が生まれる。構造的に足あたりもありません」クラフトマンシップと最新技術、どちらか一方に傾かず両方を評価するのが日本のモノ作りだと氏は言う。その特長が、TABIを導き出したのだろう。
「海外チームとの仕事を通じ、日本らしさというものが僕の中でより明確になりました。そしてTDSの役割は、通常のにはない新しいデザインや製品、コンセプトを生み出すことであり、今後はそれをさらに突き詰めたい。シューズやアパレルに限定せず、様々な角度から僕らのクリエーション、カルチャーを発信しながら、ブランドのファンになってもらうきっかけにしたいと思っています」


Photo_Masayuki Ichinose

モリタニシュウゴ|武蔵野美術大学、LONDON CENTRAL SAINT MARTINS MA 卒業。国内のデザイナーズアパレルブラン ドにて、パタンナー・デザイナーのキャリアを重ねたのち、2012 年 New Balance 入社。New Balance グローバル インラインのデザインを行いながら、TOKYO DESIGN STUDIO New Balance のクリエイティブデザインマネー ジャーとしてデザインならびにブランドディレクションを手がける。

 

“High performance shoes with the use of a Japanese traditional clasp inside its innovative design. How did it all happen?”(PHAETON/Yoshihito Sakaya)
The new lineup from TOKYO DESIGN STUDIO New Balance(TDS) ‘FuelCell Speedrift TABI’ grabs attention with a stunning grasp of aesthetics. The design team of TDS are from both US and Japan, pursuing the purity and quality of the Japanese craftsmanship towards their own innovation. Leading the project is the creative design manager, Mr Moritani.
“The idea of TABI was developed along side the concept store ‘T-HOUSE’ which opened in Hamacho, Nihonbashi this summer. T-HOUSE was originally a 122 year old Japanese style warehouse in Kawagoe which we relocated. We were deeply impressed by the craftsmanship in the structure, and felt we should embody this feeling in our product. A tabi (traditional Japanese foot wear) came up as a concept, but its design was also tabi all the way. Many said its presentation was too straight forward, but by adopting the sole unit of FuelCell Speedrift, the newest performance running shoes, I was sure that the combination of the latest technology and the design’s uniqueness would work out fine. We had to overcome obstacles to express tabi as a shoe, by taking notice of what New Balance values the most, “what best fits”.

We really wanted to emphasize the good fit and the good support. To achieve this, we came up with a sock liner inside, but the small difference of the upper double layer changes the feel for the wearer entirely. The patterns and how it stretches, and the combination with the clasp, through much trial and error we were able to make this comfortability possible.”
That’s why TABI is not just about its looks, but also the uncharted fit. Very light, with just the right holding sensation, and the toes moving freely inside. The feedback we’ve had from people who’ve worn the shoe is that “it feels like my feet are jumping!”
“The sole unit of FuelCell Speedrift is for competitive running shoes, and is highly reactive with the ground. It’s made up of only two parts so you feel as if you’re only wearing socks. Its structure won’t disturb any part of your foot.”
Balancing craftsmanship with the highest technology, without bias to one or the other but instead respecting the value in both is the beauty of Japanese manufacturing, he says. Perhaps this thought lead the way to TABI.
“Working together with the international team, the ‘Japan’ inside me became more clear. The task of TDS is to create new design, product and concepts that ordinary New Balance don’t suggest, and we want to push that limit even more. Not only limiting ourselves to shoes or apparel, we want to share our creation and our culture from many angles, and boost the New Balance brand in ways the fans have yet to see.”

SHUGO MORITANI | Graduated form Musashino Univ. and LONDON CENTRAL SAINT MARTINS MA. Pursued career as a patterner & designer in domestic designers brand, and in 2012 joined New Balace. Designer of New Balance global inline & creative design manager for TOKYO DESIGN STUDIO New Balance / designer and brand director.


 

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TEATON

ティートン・テン
Teaton 10 things


 
 

Photo_Kazuki Nagayama
Videographer_Yusuke Maekawa
Text_Chisa Nishinoiri

  

1
たとえ薬をきらしても、紅 茶 はきらすな
Don’t run out of tea even if you run out of medicine.
 

今年の7月16日、PHAETONの隣にお目見えしたTEATON。店主の坂矢悠詞人が足掛け5 年の構想を経て完成させた、なんの妥協もない、紅茶専門店。店は生き物です。
産まれたばかりのTEATONは、この世に生を受けた赤ん坊のよう。歳月と共に変化と深化を重ね、訪れる度に癒しのひとときと、たくさんの気づきをもたらしてくれる。だからついつい、足を運びたくなる。そんなTEATONをかたちづくる、10のこと。ポツリと佇む白い箱の扉の中には、無限の喜びが潜んでいるのです。

TEATON came on the scene next to PHAETON in July 16th this year. A tea shop made by the owner Yoshihito Sakaya, after ve years of planning without any compromise. e store is a living thing. e newborn TEATON is like a baby who received life in this world. e shop will
change and deepen over the years, and every time you visit, it will provide you a moment of healing and a lot of awareness. at’s the reason why people visit here. Here are the 10 things that make up TEATON. Innite joy lurks inside the door of the white box that’s standing there.

 

2
紅 茶に“ 瞬目惚れ”
Instant love with the black tea.

 店主の坂矢悠詞人は、ネパール山岳地帯の名紅茶に出合い、その味わいに心酔しました。紅茶の名前は「ブラック ドープ」。スモーキーな芳香と清廉な甘みが溶け合う繊細な味わいです。そっと目を閉じてその余韻に心を委ねれば、遥かネパールの美しい山脈の風景に抱かれるよう。この1杯を味わうためだけにも足を運びたい、と思わせる美しい紅茶たちが待っています。

e owner Yoshihito Sakaya, one day met a famous black tea from the mountainous region of Nepal and was fascinated by its taste. e name of black tea is “Black Dope”. It has a delicate taste of blend with a smoky fragrance and a pure sweetness.
Gently close your eyes and immerse yourself in the afterglow, and you’ll be embraced by the beautiful mountain range of Nepal. Beautiful teas are waiting for you. It’s worth a visit just for a cup.

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時間を味わう
Tasting the time.

 食べ物はひと口目が一番美味しい。新鮮に感じる一口目が最初の感動を呼び、食欲のリズムを生み出す。ずっと食べていると口の中で同じような味が続き、飽きてしまう。そこで何か飲み物を入れて口内をすっきりさせ、また一口目の美味しさを呼び戻そうとする。紅茶は、時間や温度の経過と共に味が変化します。そしてその余韻までも美味しい。一口目から最後の一滴まで。紅茶と共にある、時間そのものも味わってみてください。

e rst bite is the most delicious. e rst bite has the most powerful impression and creates a rhythm of appetite. When you take time eating, you’ll get tired of the unchanging taste inside your mouth. at’s why we try to add some drink to refresh the mouth and bring back the deliciousness of the rst bite. e taste of black tea changes over time and temperature, making even the afterglow delicious. From the firrst sip to the last drop, please also enjoy the time you spend with the tea.

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そして、水も大事です
Water is also important.

 お茶の輪郭は水できまります。だからTEATONでは、お茶を入れる水を徹底的に研究しました。はじめて口に含んだ時の最初のアタックを大切するために、求めたのはキレのある味わいを引き出してくれる水。ティーポットの中でジャンピングする茶葉たちは、美味しい水と戯れて、まるで喜びに舞っているよう。選りすぐりの茶葉たちと、美しく美味しい石川県の水とのマリアージュ。注文を受けてから1杯ずつ、シングルオリジンの茶葉を丁寧に抽出します。

The water determines the outline of the tea. at’s why TEATON thoroughly researched the water we use for the tea. To appreciate the very rst excitement you feel in the mouth, we wanted water that brings out the sharp taste. e tea leaves jumping in the teapot looks like they’re enjoying the dance with the delicious water. A great pairing of carefully selected tea leaves and beautiful and delicious water from Ishikawa prefecture. After receiving the order, we carefully extract the tea leaves of single origin one cup at a time.

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甘いものは 、心 の 栄 養
Sweets are the mental nutrition.

ここに、一杯のミルクティーがあります。ラクトースフリーのTEATONならではの、ソイミルクを使った煮出しミルクティー。専用茶葉からしっかりと紅茶の香味を煮出し、豆乳を加えてやわらかな飲み口に仕上げたこの一杯を、彼らは“紅茶のスープ”と名付けました。こっくりとした、自然の甘み。そっと口に運べば、心がほどけ、自然と笑みがこぼれます。甘いものには、人を笑顔に、幸せにしてくれるちからがあります。

There’s a cup of milk tea in front of you. Milk tea using soy milk unique to lactose-free TEATON. Carefully extract the avor from the tea leaf exclusive for milk tea, and add the soy milk for the soft taste, naming this the “Black tea soup”. It has a deep and natural sweetness. Bring a sip gently to your mouth and feel your heart relax, I’m sure you’ll be smiling naturally. Sweetness brings us smile and happiness.

 

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小麦 粉、白 砂 糖 がなくても幸せ
Happy without our and white sugar

 TEATONで提供しているスイーツはすべて、グルテンフリー、ラクトースフリーです。ただひたすらに、ほわ、ほわ、しっとりと。頬がゆるむ美味しさです。だけど白砂糖も小麦粉も使っていないなんて、言われなければ気づきません。美味しい上に体にも優しい。それだけで、じゅうぶん魅力的。

All sweets oered by TEATON are gluten-free and lactose-free. Simply uy and moist. e taste will make you grin. If you weren’t told, you’ll never notice that there isn’t any sugar or our in it. It’s delicious and comes natural to your body. Sounds really fascinating, isn’t it?

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茶室でひそひそ
Go secretly in the tea room.

 黒漆喰の壁に包まれた秘密の茶室。天窓から、美しい光が差し込みます。ここではスマホも情報も遮断して、精神的断捨離で心を解放します。秘密の扉が開かれるのは、特別な時だけ。

A secret tea room wrapped in black plaster walls. Beautiful light comes in through the roof light. Let’s free our mind quietly from both smartphones and flood of information. e secret door opens only on special occasions.

If you turn the pages painted in jet black, you’ll only nd a cup of tea on each page.
About the tea gardens, and about the avor and its feature listed in details, feels as if you’re reading a story of a black tea. ere are many stories before a cup of tea reaches you, and TEATON want to share each of them with you about our loving tea. Let’s
save the fun till you open the menu for the first time.

 

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メニューは読み物です
The menu is a reading material.

 漆黒に塗られたページをめくると、1ページに一杯の紅茶。茶園のこと、味わいや特徴がとても丁寧に記されていて、まるで紅茶の物語を読んでいるよう。だって、この一杯の紅茶があなたの元に届くまでにはたくさんのストーリーがあり、愛する紅茶のことをたくさん知ってもらいたいというTEATONの思いがたっぷり詰まっているから。何が書いてあるかは、開いてからのお楽しみです。

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ジャングルもあります
There’s also a jungle.

 杉の木、檸檬、ザクロに野花、たくさんのハーブ……。四季折々の表情と共に経年深化する植物たち。自由に逞しく生い繁り、この庭もいつかジャングルのようになる。

Cedar trees, lemons, pomegranates, wild owers, and lots of herbs … Together with the changing expressions of the four seasons, plants deepen themselves by aging.
Freely and strongly it grows, one day for this garden to become a jungle.

 

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会 員 制であるということ
The meaning of a membership system.

 TEATONは、コーヒーを出さない。ソフトドリンクを出さない。紅茶の専門店です。求めてくれる方のためにありたいから、会員制であることを選びました。足を運んでいただいたお客さまに、美味しくて贅沢な時間を心ゆくまで過ごしていただきたい。その一歩を踏み込んでくださったならば、その思いを決して裏切らないという自信と覚悟を持って。お客さまと一緒に、楽しい空間を作っていきたいのです。

TEATON does not serve coee, nor soft drinks. It’s simply a tea specialty shop.
TEATON has chosen the membership system for our beloved customers. We want our customers to spend a delicious and luxurious time from their hearts. We are confidentdent and determined not to betray customers‘ expectation whenever they take that one step inside. We simply want to create a pleasing space with the customers.

 

 

 

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